家族4人で 〜「死について」話ました 〜中川美術館

中川美術館へ行ってきました

取引先の(株)ニチエーでは毎年2月に著名なかたをお呼びして講演会を開催されています。 2003年は福山市熊野町・中川美術館 館長の中川建造氏(日中文化交流協会顧問)が講演をされ、私も聴きに行きました。

経済評論家の話す経済論にうんざりしていた(以前は日曜日の朝いろいろな番組を見ていましたが最近はほとんど見ていません) 私ですが、中川建造さんのお話には “心にグッとくるもの” がありました。

  1. 中国の古い言葉
    今朝(こんちょう)酒あれば今朝(こんちょう)酔えばいい
    明日憂い(うれい)あれば明日憂え(うれえ)ばいい
  2. 今の日本人が忘れているもの・・・
       (1)家の間どりでいうと床の間
       (2)お茶を飲むゆとり(ひと呼吸おく)
  3. 今こそ、自分の目で見て体で感じ判断することが大切
  4. たとえば新幹線を造っている技術者は新幹線をもっと速く走らせるために何を研究しているか・・・(答え・・・ブレーキ)
  5. 孫子  五・六の勝ち・・・常識
         七・八の勝ち・・・あやうし(慢心につながる)
         九・十の勝ち・・・大敗に通じる


3月のある日、中国新聞で中川美術館において、館長が注目されている中国の新人画家による個展が開催されているという記事を見た私は 早速、3月9日(日)に足を運んでみることにしました。

たくさんの絵が出品されていましたが、恐ろしく寂しそうな絵が多かったような気がします。
しかしその中で “なんともいえない私の好きな色あいの絵” が1枚ありました。

閉館間際の時間帯だったせいか、館長さんに話を聴く機会に恵まれ、いろいろと絵の説明をしていただきました。 そして私の心に留まった1枚の絵についても解説していただきました。

その絵は 「今までの常識を覆す手法を使っている」 そうです。
また 「今の中国を象徴するような絵」 とも言われました。
作者はきっと暗やみばかりだった中国に少し光がさしてきたことを言いたかったのではないか・・・というようなことを言われました。
皆さん、どんな絵か想像していただけましたでしょうか。

この個展は期間限定(3/1〜6/1)らしいので是非一度中川美術館に見学に行って、何かを感じてみてください。
2003年3月



中川美術館
  〒720-0411 広島県福山市熊野町鴬の里
  TEL.084-959-1248 FAX.084-922-2091
  e-mail address : info@nakagawa-art.com
  URL address:http://www.nakagawa-art.com/
開 館 時 間10:00〜16:00
休 館 日火曜日
8/10〜8/31
12月〜2月
入館料(一般)
(小・中学生)

900円
300円


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