八朔(はっさく)アレコレ

● 因島農産物品評会 ●

因島では毎年1月 農産物品評会が開催され、
柑橘をはじめ、色々な農産物が出品されています。

第26回農産物品評会
[ 第26回農産物品評会 ]



農産物品評会で柑橘の営農相談に来られていた 中谷宗一先生(広島県農業技術センター 柑橘研究室長)に色々と話を伺いました。

食の傾向 ・若い人は歯ごたえのあるものを好む
・子供や年配の方は柔らかいものを好む
八朔が体に良い理由 ・酸味の中には人間の体に重要な役割を果たしている
 クエン酸が多く含まれている。

・実を包んでいる白くて薄い皮には食物繊維が多く含まれ
 ており、腸をきれいにしてくれる。
八朔の消費 ・皮をむぐのが面倒
・手が汚れる
・甘くて糖度が高いものを好み、すっぱいものを敬遠する
 傾向にある。
八朔のむき方とひと工夫 包丁で四方に切れ目を入れたあとティッシュでくるんで皮をむくと手が汚れにくい
おいしい八朔とは (人によって好みが違うので一概には言えないが)
糖度が 12度以上あり、酸度が 1度に近く、 適度な歯ごたえがあるもの。
八朔が3月頃
 一番おいしくなる理由
・12月~1月に収穫した八朔を生産者の方々が湿度管理
 する事で酸味がとれてくる

・水分が適度に抜けているので濃厚な味になる


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