今年最後の因島　　島は緑とだいだい色
またまたいつものようにはっさく畑に行くと、
はっさくはすっかり色づいていました。

そして岡野さんの家に伺い、収穫されたばかりのはっさくをいただきました。 （普通はこれからしばらく納屋で保管し熟成させてから出荷されるそうです）

はっさくを手にした瞬間、私の口の中にジワッと唾液が広がりました。
私はさっそくはっさくをむき初物のはっさくをいただきました。
約8ヶ月ぶりのはっさく･････

『 う〜〜ん　この歯ごたえ･････。
　そしてなんともいえないこのすっぱさとにがみ･････
　ん〜〜　うまい！！』

私は熟成したはっさくももちろん好きですが、 まだ青さの残るはっさくも大好きです。

『あ〜　おいしそ〜』
いつものようにはっさく畑に行ってみると、 あんなに青かった（緑色）はっさくがほんのりと黄色く色づいていました。
また雨のおかげか はっさくや葉っぱがとってもきれいに見えました。

「いつ頃収穫の予定ですか」と岡野さんにたずねたところ
「12月の終わりには収穫を始めるよ」と言われたので その頃少しわけていただくことにしました。

『あ〜〜〜　早くはっさくが食べたい!!!』

この日は朝少し肌寒く日中は少し暖かい、
秋晴れの一日でした。

夕暮れ前、岡野さんのはっさく畑に着き空を見上げると、雲一つない まっ青な青空が広がっていました。

「もうすぐ冬が来てぼくもおいしいはっさくになるぞ！」

はっさくは西陽をいっぱいに浴びながら冬の到来をいまか、いまか、と待ちわびているようでした。

〜暑さ寒さも彼岸まで〜

彼岸の入りを翌日に控え、 やっと朝晩が少しずつ涼しくなってきました。

“はっさくの実”も着実に成長しています。

お盆明けの頃から天候が一転、
9月にかけて残暑の厳しい日が
続きました。



お日さまの光をたっぷり浴びて
「大きくなあれ　はっさく君！！」

今年は、梅雨明けしたあとも雨の多い日が続きました。

私が行ったこの日もちょうど雨で、 色鮮やかな緑色の葉っぱの間から、雨のしずくのついた青い実がいたるところで顔をのぞかせていました。

今年の日本は例年にない冷夏に見舞われ、
穀物の成長に影響が出るといわれているが、 はっさくはどうだろうか。

因島市田熊町の岡野さんの畑にはっさくの実を撮りに行きました。

今年の梅雨は雨が多く、またこの時は台風6号が近づいていましたが、はっさくは花から実へと着実に成長していました。

車の窓を開けて因島へ行く途中、因島大橋を渡った頃からいたるところで、なんともいえないいい香りがしてきました。

昨年、5月の下旬にはっさくの花の写真を撮ろうとしたところ、もうおしまいの頃で苦い経験をした私は今年こそ、シャッターチャンスを！と、 5月に入ると因島へ行くたびに車にカメラをのせていました。

その日の夕方、早速私は昨年から取材させてもらっている　因島市・田熊町の岡野さんの畑で、思う存分　“はっさくの花”　の写真を撮らせていただきました。

岡野さんは
『朝はね、空気が澄んでいるから特にいい香りがするんよー』 と教えてくださいました。